網膜レーザー手術

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網膜レーザー手術RETINA LASER SURGERY

網膜(もうまく)は、眼の奥の一面にある眼の中に入った光を映像として映し出す役割を行っている部分です。カメラに例えるとフィルムや撮影素子に当たる部分です。
そのため、網膜に症状があれば、視覚に影響が出ます。

それらの網膜の病気に網膜にレーザーを使用して行う治療で、当院で治療を行う事が出来ます。
入院の必要はなく、10分~15分程度の比較的短時間に終わる治療です。痛みもほとんど感じることはありません。

当院ではレーザーを用いて以下の網膜の病気の治療を行っており、治療は保険適応となります。

網膜裂孔・網膜剥離

網膜に亀裂や穴が生じるものを網膜裂孔(もうまくれっこう)といい、網膜の一部がはがれてしまっているものを網膜剥離(もうまくはくり)といいます。
網膜裂孔は、網膜剥離の主要な原因となります。

網膜剥離になると、はがれている部分に栄養が行き届かず、網膜の機能が徐々に失われ視野の欠損が起こります。放置してしまうと失明にもいたるため、早期の発見と治療が必要です。

症状
飛蚊症(モノを見ているときに黒い虫のようなものが動いて見える症状)や視野の欠損(見える範囲が狭くなる)、急な視力低下などがあります。
強度近視の方や、50~60歳代の方は発症しやすく、自覚症状で飛蚊症をお持ちの場合は、これらの病気の初期シグナルの可能性があります。一度眼科での眼底検査をお勧めします。
治療
網膜裂孔や網膜剥離の極初期の場合は、レーザーで周囲を固めて治療を行います。
剥離が進行している場合は、レーザー以外の手術が必要になるため、その設備のある病院へご紹介・受診の手配をいたします。

糖尿病網膜症

糖尿病によって、網膜にある血管が損傷を受けて、血管の変形や閉塞を起こす病気です。進行してしまうと網膜が損傷を受けて失明に至る恐れもあります。糖尿病をお持ちの方は、特に注意が必要です。

症状
初期~中期~後期の大きく3つの段階があり、初期には自覚症状はあまりありません。中期でも自覚症状は少ないですが、かすんで見えたり、飛蚊症を感じることもあります。
後期では、視力の急激な低下や飛蚊症を伴います。
治療
網膜裂孔や網膜剥離の極初期の場合は、レーザーで周囲を固めて治療を行います。
初期の段階は、糖尿病のコントロールが主で、定期的な網膜の状態を確認していきます。
中期においては、レーザーで変形した血管や閉塞した血管を治療します。
後期になると硝子体手術が必要になります。(当院で見つかった場合は、その手術設備のある病院へご紹介・受診の手配をいたします。)
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