ICL(有水晶体眼内レンズ)手術とは
近視、遠視及び乱視を矯正する方法の一つとして、一般には眼鏡やコンタクトレンズを用いた矯正方法があります。その他に、眼鏡やコンタクトレンズが煩わしい方にはLASIKなどのレーザーを用いた屈折矯正手術の選択肢があり、また眼鏡やコンタクトレンズでの矯正が難しい強度の近視、遠視及び乱視の方に対し、人工の眼内レンズを用いた屈折矯正手術の選択肢があります。
ICL(有水晶体眼内レンズ)手術は、素材や構造の安全性、術後の見え方の質の高さなど、人工の眼内レンズを挿入する屈折矯正手術の中でも特に評価の高い治療方法です。
手術の特徴
- 近視の強い方や乱視の方も高い矯正効果が望めること
- わずか約3mm程度の切開で人工レンズを挿入し、
眼の負担も少なく、日帰りの手術が可能なこと
- 視力の回復が早いこと
- 質の高い視力が望めること
当院では、国内で唯一薬事承認を受けており、安全性が高いスタージャパン社の「アイシーエルKS-AquaPORT®」を使用しています。
(メーカーサイトへ)
治療のリスクと合併症
1週間程度で解消するもの
充血・痛み・かゆみ・腫れ・流涙
1ヶ月程度かかる場合があるもの
ぼやける
長期間での変化がある恐れがあるもの(治療が必要になります。)
度数の変化、レンズのずれ
手術後に感じるようになるもの
ハロー・グレア
極まれではあるが、別途治療が必要になるのもの
虹彩円・感染症
その他、患者さま個々の眼の状態に合わせ、事前に詳しい期待とリスクの説明およびそのご理解をいただいた後に手術の可否を担当医と相談します。
手術までの流れ
担当医師 |
- 大野 建治 医師
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当院では、白内障手術の経験豊富な大野医師が担当しています。
大野医師の紹介はこちら
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手術までの流れは、一般には以下のとおりですが、検査結果や手術後の状態によっては、検査や診察の回数が増える場合があります。
まずは、毎週火曜日の大野医師とのご相談から承りますので、事前にクリニックまで、日時についてお電話またはメールにてお問い合わせください。
電話番号 : 03-3505-9981(診療時間内にご連絡ください。)
費用について
ICL手術は、保険適応にならない自費診療になります。
適応検査から3か月後検査までの診察費用およびレンズ代を含め、
費用は以下の通りです。
ご相談に費用はかかりません。
両眼 |
770,000円(税込) 乱視の場合はプラス110,000円(税込) ※なお片眼の場合は各上記の半額 |