糖尿病網膜症

糖尿病とは、血糖値が高くなり様々な病気を引き起こすことで有名ですが、この糖尿病によって引き起こされる目の病気に、糖尿病網膜症があります。

この糖尿病網膜症は、失明の原因の第1位となっていて、年間4,000人の人がこの病気で失明していると言われています(平成14年)。

そして、糖尿病の患者は、糖尿病予備軍(糖尿病の疑いが強い人)も含めると1,600万人以上もおり、年に数万人の単位で増加しているのが現状です。
このことから、4,000人という数字は、年々増加してゆくことが考えられます。

糖尿病は内科の分野に属するため、糖尿の治療は続けていても、眼科に検査を受けにくる人は多くありません。糖尿病ではあるけれど、今まで目の方は何ともなかったから大丈夫だと思っている人も多いことでしょう。

しかし、一般に、糖尿病を発症してから糖尿病網膜症を発症するまで数年~十数年かかりますから、知らぬ間に自覚症状のない「単純網膜症」を発症していることも十分に考えられます。
実際、糖尿病を発症してから10年で約1/3の糖尿病患者が糖尿病網膜症を発症しているというデータがあります。

糖尿病で内科に通っている人は、目に異常を感じなくても、眼科で6ヶ月に1回程度の定期的な検査を受けるようにしてください。


その他の糖尿病合併症

眼筋麻痺、角膜症、白内障緑内障