緑内障

緑内障は、眼球内の水分の放出に問題が起こり、眼圧(目の硬さ)が高くなることで、視神経を圧迫し、視野の狭まり・失明を引き起こす病気です。

この病気は、失明の原因としては2番目を占めていますが、症状に気づきにくいため、治療を受けている人は緑内障患者のうちで2割程度と考えられています。

緑内障は、原発性(原因がよくわからない)、先天性、続発性(ほかの病気が原因で起こるもの)、高眼圧性(緑内障ではないが眼圧が高い)の4つに分類されますが、最も一般的なものは、眼圧がそれほど高くないのに発症する正常眼圧緑内障(原発性の一種)となっています。

さらに緑内障は、眼圧の高まる原因によって、閉塞隅角緑内障(うっ血性緑内障)、開放隅角緑内障という2種類に分類され、治療方法も異なります。 閉塞隅角性には急性があり、突然眼圧が高まり、痛みや頭痛、吐き気をもよおし、時としてその直後に失明してしまうことがあります。

急性でない閉塞隅角性と開放隅角性は、どちらも徐々に視野が狭まるため、症状が自覚できる頃には、視神経の半分ほどが失われているということがほとんどです。
しかも、視神経は一度失われたら再生はできないので、視力は元には戻りません。
何より、早期発見が重要です。
特に40歳を過ぎた人は、30人に1人は緑内障というデータがあり、定期的に眼科ドックで検査を受けるべきでしょう。


自覚症状

ほとんどの場合が無自覚です。
鈍い頭痛や目の痛みがある程度で、気づかないことがほとんどです。

治療方法

1) 基本的に、眼圧を調整する目薬を使用しますが、効果があまり得られないときは手術の必要があります。
2) 閉塞隅角緑内障の場合は、虹彩に穴をあける手術(ほとんどの場合レーザーで済む)をします。