ぶどう膜炎
ぶどう膜とは、虹彩、毛様体、脈絡膜という、目の大事な3つの組織を総称したものです。
図1の、ぶどう膜に、細菌やカビ、寄生虫、ウィルスな
どが感染して炎症を起こしたり、ぶどう膜にアレルギーが起こったり、あるいはなんとも原因不明だったりと、さまざまな原因や症状がみられます。
このぶどう膜が炎症を起こすと、その内側にある網膜(入ってきた光を受け取る部分)まで腫れてしまい、また、さらにその内側にある硝子体(眼球の大部分を占める、無色透明の部分)まで濁ってしまい、ものが霞んで見えたり、変なものが見えたりと、著しく視力が低下することになります。
この病気は、ときにじんま疹のように何度でも発症してしまうことがあり、あまりに何度も発症すると、ぶどう膜を作っている細胞が壊死して、失明してしまうこともあります。
また、ぶどう膜炎を長く患っていると、白内障を併発してしまうこともあります。
厄介なことに、ぶどう膜は、その外側を丈夫な壁(膜)に守られているため、どんな菌に感染しているのか、なかなか判りません。
まず、ぶどう膜炎であると診断されたら、そこから本格的な検査が始まると思ってください。多種多様の原因、病状がありますし、まったく関係のなさそうな別の病気が元になっていることも考えられるので、原因追究のために何回も検査をすることになるでしょう。
自覚症状
目が痛い・まぶしく感じる、ものが霞んで見える、ものが大きく見えたり小さく見えたりする、視界に常に変なものが見える、明るい所で虹のようなものが見える等
原因
ぶどう膜が、細菌やカビ、寄生虫、ウィルスなどに感染したり、またはアレルギーによって炎症を起こします。あるいは原因が特定できない場合もあります。
治療方法
発生した場所や、感染した菌、ほかの病気の合併症として発症した場合、ほかの病気が併発した場合など、その状況により治療方法も様々です。 原因不明の場合、目薬、飲み薬で炎症を抑え、合併症の発生を食い止めるという治療方法が用いられます。
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